USE CASE

【第3回:攻め・営業DX編】可視化されたデータが営業の質を研ぎ澄ます

守りと効率の先にある“攻め”のDX 可視化データが営業の質を高めていく

株式会社タクサム 様

2026.05.29

  • コスト削減

  • 業務効率化

近畿地方を中心に、東海・中国・四国と広域に展開する美容ディーラー、株式会社タクサム様。
以前は手書き日報の非効率さや、長距離走行に伴う事故が大きな課題でした。SUZUKI FLEET導入後は、事務負担50%削減と事故の劇的減少という大きな成果を実現。今回は、導入のきっかけから「守り」と「攻め」を段階的に進めるDXの歩みについて、3回に渡って代表取締役社長の伊賀様と運行管理者の中谷様、植木様にお話を伺いました。

【第1回:守り・安全編】安全運転の「数値化」が社員を守る武器になる
【第2回:効率・日報編】アナログ管理からの脱却で事務負担を50%削減

安全と効率という土台が整った今、新たに取り組まれている「攻め」の活用とは何でしょうか?

伊賀:
現在は、蓄積された正確な滞在時間のデータを営業活動の分析に繋げるフェーズへと、段階的に移行し始めているところです。これまでブラックボックスになりがちだった「どのサロン様に何分滞在したか」という活動実態が明確になったことで、商談の質や時間配分を客観的に検証できるようになると想定しています。事実に基づいた、より戦略的な営業体制を構築していくことが、私たちの次なる目標です。

滞在時間のデータは、具体的にどのような営業指導やコーチングに活かされていますか?

中谷:
訪問効率レポートを活用し、特定のサロン様で滞在時間が長くなりすぎていないか、逆に重要な顧客に対して時間が不足していないかを確認し始めています。週次の訪問履歴をもとに「この滞在時間は妥当か」といった対話を行うことで、営業担当一人ひとりが自分の時間をどう使うべきか自律的に考える意識を養っています。データがあることで、感情論ではない具体的なアドバイスが可能になったと感じています。

焦らず、着実に。データ活用の「次の一歩」を模索する

営業効率の向上に向けた「成果指標(KPI)」の策定については、どのようにお考えですか?

伊賀:
具体的な成果指標をどう設定するかは、まさにこれから検討していく段階です。今はまだ、得られたデータをどう解釈し、どう現場の動きに反映させていくかを実証している最中ですので、焦らず着実に進めていきたいと考えています。まずは滞在時間の妥当性を検証し、そこから適切な巡回ルートや訪問件数のあり方を見出していくことが、私たちの現在のステップです。

現場での活用が進む中で、システムや今後のサービス展開に期待することはありますか?

植木:
都市部の密集地にあるビル内の店舗など、地点識別の精度がさらに向上することを期待しています。同じ建物内の複数の美容室をより正確に区別できるようになれば、データの価値はさらに高まります。

ITは階段を上るように。タクサムが描く未来の形

最後に、タクサム様が描く今後の展望と、ITツールを導入する意義についてお聞かせください。

伊賀:
ITやDXの導入において大切なのは、一度に全てを求めず、確実にできることから一歩ずつ階段を上ることだと考えています。私たちは「守り」の安全から始め、ようやく「攻め」の効率を考える段階に来ました。こうした地道な積み重ねこそが、最終的には社員の人生を守り、会社を成長させる王道です。今後も他社の導入事例なども参考にしながら、データの力を最大限に引き出していきたいですね。

ユーザーの皆様がSUZUKI FLEETを活用できるよう、精一杯ご支援させていただきます。
本日はお忙しいところ、貴重なお話をいただきありがとうございました。

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